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【インタビュー体験談】中卒で予備試験合格を目指すが、2回不合格

予備試験と言えば合格率5%以下の超難関試験です。

 

単に合格者数が少ないだけではなく、受験生のほとんどは秀才と呼ばれている高学歴のエリート集団です。

 

名門国立・私立大学が中心で偏差値の高い受験生が受けるという認識を持っている方も多いと思います。

 

今回は高い壁に立ちはだかろうと闘志を燃やす、1人の中卒男性の予備試験受験体験記を紹介したいと思います。

 

なぜ予備試験を目指すのか?さらには現在の勉強法、不合格になった理由など中卒で予備試験へチャレンジしたいと考えている方が知りたい情報を聞いてみました。それでは早速、インタビュー内容をご覧くださいませ。

 

八島卓也(仮名)さんのプロフィール

 

※このページで使用している写真は全てイメージです。

 

 

生年月日 1995年5月生まれ
経歴

中学卒業後、偏差値40以下の高校へ進学するが入学後1ヶ月で盗撮・同級生へのイジメなど悪事を働き退学に。そこから猛省して、真面目に生きることを決意。ラーメン屋、コンビニ、居酒屋など様々なアルバイトを経験。2016年に法律に興味を持ち一発で行政書士試験に合格。弁護士になることを夢見て2017年、2018年司法試験予備試験に受験するも短答式不合格。2019年現在、諦めないで勉強中。
現在の保有資格 行政書士

 

 

はじめまして。管理人です。今日は受験勉強の合間を練ってインタビューに応じてくれてありがとうございます。

 

中卒で司法試験予備試験受験の不合格体験談についていろいろ聞いていきたいと思います。


 

 

はじめまして!八島卓也24歳です!!!
普通このような企画って合格体験談というケースが多いですよね。
なんで不合格者の僕にインタビューすることにしたんですか?ちょっと疑心暗鬼です。


 

 

元気ですね~(汗)
本音を言えば中卒で予備試験に合格された方の体験談をインタビューしたかったです。
ただ、いろいろ探してみたのですが中卒で合格された方が全然見つからなくて・・・
そんな時に八島さんのことを知ってオファーを出しました。実は中卒で予備試験に受験されている人って少なくて、2回も受験されている八島さんの不合格体験談は有益な情報になると判断しました。


 

 

なるほど!簡単に言えば妥協で僕を選んだ訳ですね?(笑)
まあ、少しでも皆に役立つなら喜んで質問に答えますよ!


 

 

ありがとうございます。
早速ですが、まずは八島卓也さんという人物像に関する質問をしていきたいと思います。
中学時代の学校の成績ってどうだったんですか?


 

 

僕の通っている学校はかなり荒れていて、日常的に壁に落書きされたり、窓ガラスが割られていましたので、校長先生の口癖が「予算が無いんです(怒)」でした。

 

そんな中に居たので当たり前のように不良グループに入って、やんちゃしていました。授業妨害はよくしましたが、授業への参加はほとんどしなかったです。

 

成績も最悪で学年で最下位の時もありました。頑張ってオール1を取ろうとしたんですけど、結局1度も成し遂げることはできなかったです。(笑)

 

生徒思いの先生って学年に何人かは必ずいて、頑なに1にしてくれなかったんですよ。(笑)

 

そんな感じて勉強はほとんどできなかったです。数学で言えば分数が分からなかったですし、英語で言えば自分の名前をローマ字で書くこともできなったです。


 

 

凄い中学校ですね。(笑)
中学卒業に高校へ進学した訳ですが、すぐに盗撮・イジメなど陰湿な行為をされていますよね。
前科・逮捕歴とかってあるんですか?鑑別所とか、少年院とか・・・


 

 

実は無いんです。中学の時の仲の良かった同級生のほとんどは少年院に行ったことがありますが、僕ってそうゆうところ運が良いんですよ。
盗撮・イジメについても学校では問題になって退学処分になりましたが、シッカリと話し合って和解で解決しています。
実は退学になった後は真面目に生きようと思って、それから1回も犯罪はしていません。夜中で車が全く通らない場所でも信号を守るくらいです。(笑)


 

司法試験予備試験合格を目指した理由について

 

 

改心されていて安心しました。退学後は様々なアルバイトを経験されて、行政書士試験に一発合格されています。
なぜ、法律に興味を持ったのですか?


 

 

弁護士ってテレビドラマで必ずと言っていいくらい登場するじゃないですか?恥ずかしいのですが、ミーハーな気持ちから法律家になりたいと考えました。
弁護士って高収入だし、優秀・エリートというイメージが強いので普通にカッコイイですし、モテるかな~!?みたいな。
もちろん、法律知識を活かして人の役立つ仕事ができることも大きいです。どうせ仕事するならやりがいがある方が良いに決まってますからね。


 

 

確かに弁護士はステータスという意味では日本トップクラスの職業だと思いますので、普通のサラリーマンよりはモテると思います。
最初から予備試験に受験しないで、行政書士の資格を取ったのはなぜですか?


 

 

そもそもの法律知識がゼロだったので、まずは入門系法律資格の行政書士にチャレンジしました。この程度の資格を独学で1発合格できないようであれば弁護士になる夢は諦めようと決心して猛勉強しました。


 

 

弁護士になるには「予備試験ルート」、「法科大学院ルート」の2種類あります。
一応聞きたいのですが、「法科大学院ルート」を選ばなかった理由を教えてください。


 

 

え?僕中卒ですよ?この質問意味あります?
高卒認定→大検→法科大学院・・・何年掛かると思ってるんですか!!!(笑)
「法科大学院ルート」は最初から選択肢になく、「予備試験ルート」しか考えて無かったです。


 

 

まあ、そりゃそうですよね(笑)
一応念のため聞きたかったんです。


 

現在の勉強方法について

 

 

現在、毎日膨大な時間勉強されていると思いますが、どこの司法試験予備試験予備校に行かれてますか?


 

 

予備校・専門学校には行っていません。中卒でタダでさえ無謀なんだから予備校に行けよ!って周りから言われるのですが、独学で勉強しています。


 

 

それはまた珍しいですね。東大の現役学生ですら予備校に行っても不合格になっている方は大勢います。
なぜ独学で勉強することを選択したのですか?


 

 

実家が大金持ちではないのですが、それなりに裕福なので金銭的には一切問題無いです。

 

予備校代の100万円、200万円くらいは余裕で支払えます。ただ、これには僕なりに考えてがあって「中卒で司法試験合格」よりも「中卒独学で司法試験合格」した方が弁護士になった後に話題性があると思うんです。最終的にはテレビのコメンテーターなどタレント活動とか弁護士ユーチューバーなどの活動もしたいので。(笑)
ネタがたくさんあった方が面白いですし、人生で有利になると考えています。あとは単純に自分で考えて勉強するのが好きなんです。
まあ、「予備校に行った方がいいかな~(泣)」とたまに不安になったりもするのですが(笑)


 

 

なるほど結構戦略的ですね。確かに独学合格者は有名大学出身者でも貴重な存在ですので、中卒の八島さんが合格された時のインパクトと話題性は凄いと思います。もし、予備校に行かれるならどこを利用されますか?


 

 

※〇〇ですね。まだ新しい予備校なのですが、年々合格者の増加率が凄くて・・・
今一番勢いのある予備試験予備校だと思います。


 

 

確かに※〇〇は今予備試験に力を入れていて、評判が良いですね。講師陣の指導力も抜群で、料金も大手より安いので今後人気が急上昇しそうですね。


 

※予備校のPR記事ではなく、純粋な体験談記事のため名称は非公表にしました。想像にお任せします。

 

1日のスケジュール・勉強時間について

 

 

現在、1日に何時間勉強されていますか?


 

 

1日平均で10時間以上は勉強しています。

 

1週間に1回は完全に休むようにしています。


 

 

2年以上受験勉強されていますよね?
今までのトータルに何時間勉強ってどのくらいですか?
計算していないと思いますので、大体でお答えください。


 

 

3000時間以上は勉強してるはずです。
仕事は一切しないで、実家暮らしで勉強に専念しています。


 

 

もの凄い努力家ですね。
働きながらの受験生に比べると予備試験の勉強に専念されている人の方が圧倒的に有利です。
なんだか八島さんが合格する気がしてきました。(笑)


 

 

いや、絶対に合格しますよ。2020年~2021年くらいまでには高確率で合格しているはずです。
1日10時間以上勉強されている方って、いるようであんまりいないはずです。中卒ですが、根性だけなら誰にも負けない自信があります。(笑)


 

 

期待しておきます!
学習スケジュールとかって計画を練ってますか?


 

 

特に考えていません。日々するべき勉強は変わってきますので、その日に臨機応変に決めています。


 

不合格になった理由ついて

 

 

2017年、2018年と2年連続で司法試験予備試験の短答式に不合格になっています。
敗因は何だと思いますか?


 

 

2017年は完全に勉強の量で他の受験生に負けていたと思います。単刀直入に言えば努力不足に尽きます。
2018年は試験が終わった後、合格できると思ってましたが、まさかの不合格。
敗因としては憲法、民法、行政法の成績は良かったのですが、一般教養が思ったよりもできなかったことです。それと短答式試験は余裕で合格できると考えていたので、既に論文式試験に注力していたことが挙げられます。
今年は舐めて掛からないで直前期は短答式に限定して勉強しようと思っています。


 

 

ちなみに今後、何回不合格になったら諦めますか?


 

 

「合格するまで続ける!」と言いたいところですが、現実的には後3回~4回くらいがモチベーション的には限度だと思います。


 

 

分かりました!今後良い結果お待ちしております。
今日はお忙しい中インタビューに付き合って頂きありがとうございます。八島さんの貴重な意見は公開させてもらいます!!!


 

 

こちらこそありがとうございました!
参考になるかは分からないのですが、答えられることは全部答えさせて頂きました!
あっ!このチーズケーキ成城石井のですよね?めっちゃ美味しかったです。ごちそうさまでした。


 

インタビュー完結

 

エピローグ

 

取材後に八島さんにLINEを聞かれたので交換したのですが、毎日のようにお誘いがしつこいのでブロックして削除しました。

 

これは八島さんには予備試験の勉強に集中してもらいたい、そして合格して欲しいとの強い思いからの苦渋の選択です。ご理解頂ければと思います。是非、中卒弁護士として活躍されることを願っています!!受験勉強頑張ってください!

 

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