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【合格体験記】社会人で働きながら予備試験突破!

 

予備試験に合格される方は偏差値上位の現役大学生、20代の卒業生が多いのが特徴的になります。

 

アスリートでよく言われる勉強バージョンの”キャリアハイ”の受験生がほとんどなのです。

 

今回は「40代」、「社会人で働きながら」という受験生としては絶対に不利な状況で逆境の乗り越えて予備試験に合格された日向勝人(仮名)に体験談をインタビューしてきました!現在の学習方法、仕事と予備試験勉強の両立をするポイント、1日の勉強時間、合格までの期間など参考になる情報をいろいろ聞いてきました!それでは早速、合格体験記のインタビューを始めたいと思います。

 

 

日向 勝人さん(ひゅうが まさと)のプロフィール

 

※写真は全てイメージです。

 

 

年齢/性別 40代男性
経歴

国立大学卒業後、投資銀行に就職、その後転職を繰り返し、現在はIT企業の執行役員。年収3,000万円以上のエリートサラリーマン。40歳を超えてから予備試験に挑戦。フルタイムの仕事と勉強を両立させて2回目の受験で予備試験(短答式・論文式・口述)に合格。
現在の保有資格 TOEICスコア900点以上。日商簿記1級。

 

【中学時代~大学入学編】バカ高校から国立大学合格

 

 

はじめまして。今日は猛暑の中インタビューする機会を与えて頂きたいありがとうございます。
いかにもエリートビジネスマンってという風貌ですね。
その時計どこかで見たことある!!!相当高いですね?お幾らですか?(笑)


 

 

 

こちらこそ今日はよろしくお願いします。社会人で働きながら予備試験合格を目指してる方を勇気付けれればと思います。
これはリシャールミルって言って、大体1,500万円くらいですね。時計には元々興味は無かったのですが、職人技という芸術性に惚れて購入しました。女性の方でリシャールミルを知っているのは結構珍しいですね。


 

 

セレブ社長の前澤友作さんが愛用している、あのリシャールミルですね!!!お金持ちには人気ですね。
「芸術性に惚れた」という理由で選んでるのがまだカッコイイと思います。
それでは「40代社会人が働きながら予備試験に合格」という体験談をインタビューしていきたいと思います。
国立大学を卒業されていますが、昔から勉強は得意だったんですか?大学に行くまでの学生時代の環境について教えてください。


 

 

実は高校は偏差値40くらいの県内ではワースト5に入るくらいのバカ高校でした。クラスには30名の生徒が在籍していたのですが、夏休みが終わって学校に行くと半分くらいに減っていました。(笑)
皆、学校に行くのが面倒になったり、恐喝・暴力事件・タバコ・飲酒などで早々に退学になって辞めていきました。他のクラスについても同じような状況だったと記憶しています。ただ、2年生に進学するとそこまで生き残った人は退学することなく、ほとんどがそのまま卒業しました。1年間が卒業できるか、退学するかの線引きになるようです。(笑)


 

 

私も高校2年生までは大学に進学する気は無かったので、ほとんど勉強しないで友達と遊んでいました。
そこから今後の進路を考える面談があり、このままでは今勉強を頑張っている真面目君たちに将来奴隷のようにコキ使われるんだろうな~と考え、それは絶対に嫌だ、頑張って良い大学に入ろうと決意しました。最初は勉強の基礎が全然分からなかったので、親にお願いして家庭教師を雇ってもらい、理解できるようになったら予備校に通いました。私に行っていた高校は大学に進学する人はほとんどいなかったので、受験勉強の環境としては最悪でした。なので授業中にも大学受験の勉強をしたりしていました。ほとんどの生徒が寝ている状況だったので、先生からすると優等生のような存在だったはずです。


 

 

誰とも遊ばないで1日に10時間以上毎日勉強していましたが、模試の順位が毎回アップするのがモチベーションで頑張れました。たしか、大学受験までに1度も順位が下がったことは無かったはずです。元々がバカだったので、当時を考えると学力の伸び具合は異常なレベルだったと思います。予備校の先生も驚いていて、かなり親身に応援してくれて、無事国立大学に合格することができました。その大学に合格するのはその高校開校以来の快挙だったので、校長先生に呼ばれてめちゃくちゃ感謝されました(笑)
確か高校新聞みたいなのに大きく掲載されて、今でも伝説として語り継がれているらしいです(笑)


 

 

詳しい経緯の説明ありがとうございます。
国立大学とは東京にある日本で一番難しいと言われている、”あの国立大学”ですか?


 

 

いや、残念ながら思っている大学とは違います。受験は検討したのですが、現実的には難しいだろうと諦めました。
私が通っていたのは国立大学の中で偏差値は真ん中くらいです。


 

 

ちなみに入学されたのは法学部ですか?


 

 

一応文系ではあるのですが、法学部ではありません。経済学部です。


 

【大学生~社会人編】NO.1ホスト→投資銀行就職

 

 

大学時代はどのような学生生活を送られましたか?テニスサークルに入って、合コン三昧みたいな?(笑)


 

 

女性遊びをたくさんしたこと言えば”たくさんしてます(笑)”
受験勉強から解放された勢いで、いろいろな女性に手を出しました。(笑)
ただ、途中に競馬にハマってしまい・・・。他にもいろいろギャンブルをしていたので、大学2年生の頃に最大で300万円ほど借金がありました。返済するくらいなら遊ぶお金に使いたかったので、返済の督促はほとんど無視していました。それで利息が膨らんでしまい・・・
流石にこれはマズイと思い、ホストクラブでアルバイトをすることにしました。初月とかほとんど売上無かったんですけど、入店して3ヶ月目くらいにたまたま初めて店に来店されたお客様が某有名企業のオーナー社長の娘さんで・・・一気にNO.1ホストになってしまいました。ビギナーズラックみたいな奴ですね。その方のおかげで半年くらい連続でNO.1で月収も300万くらいあったので借金はすぐに返済出来ました。
指名が切れたタイミングですぐに私も店を辞めました。(笑)
その後、就活でいくつか内定を貰った中で投資銀行に就職しました。


 

 

エピソードがいろいろ凄いですね。(嘘又は話しを盛っているのではないかと疑う。)
投資銀行はどのくらい続けましたか?何度も転職を繰り返しているようですが、理由を教えてください。


 

 

10年くらい勤務しました。その後は証券会社→IT企業→コンサル会社→IT企業ですね。
2~3年くらいのスパンで転職を繰り返していました。転職の理由は同じ仕事をしていると飽きるのと、ヘッドハンティングで年収アップするが大きいですね。年々仕事が楽しくなりました。


 

予備試験を受験した理由

 

 

その後、予備試験に合格されましたが、そもそもなんで予備試験を受験しようと思ったのですか?


 

 

大学時代の受験勉強で頑張って結果を出した経験は凄く良い思い出だったんです。
以前から法曹業界には興味がありましたし、もう一度勉強をしてみたくなりました。どうせなら日本で一番難しいと言われている司法試験合格を目指そうと、それで受験資格を得るために予備試験に挑戦することにしました。


 

予備試験予備校及び独学勉強法について

 

 

予備試験対策は予備校に行かれましたか?それとも独学ですか?


 

 

1年目はオンライン系の司法試験予備試験予備校を利用しました。2年目は独学です。


 

 

予備校の費用はどのくらい掛かりましたか?


 

 

金額はあまりに覚えていないのですが、100万円以内だと思います。合格までに200万円~300万円くらい掛かるケースもあるようなので安く抑えられた方だと思います。


 

 

2年目に予備校から独学へ勉強法を切り替えた理由を教えてください。


 

 

1年間の予備試験学習を経て勉強の仕方、予備試験の攻略方法が分かったので、予備校は不要になりました。


 

 

独学ではどんな勉強法を採っていましたか?


 

 

予備試験は難関なので、たくさんの教材を使って勉強するイメージがあると思いますが、

 

私の場合ですと2年目の独学においては9割くらいは「過去問だけ」で勉強をしていました。


 

 

「過去問だけ」って凄くシンプルですね。ただ、それだけで合格できるモノなのでしょうか?


 

 

私なりの結論としては「問題を解いて、答えを見る」の繰り返し学習が予備試験対策としては一番効果的だと考えています。


 

 

独学での勉強で何か工夫されたこと、これから受験する人に効率的に勉強する方法があれば教えてください。


 

 

論文式(俯瞰)→短答式(細部)の順で学習することをおすすめします。
予備試験の制度上、短答式に合格しないと論文式を受験できないので、「まずは短答式」と思っている方が多いです。
短答式合格が目標であればそれでも良いと思うのですが、受験者の目標は”予備試験合格”だと思います。
絶対に論文式→短答式の流れの方が理解が早いですし、効率的です。
あとは『進化する勉強法』 竹内龍人(日本女子大学人間社会学部教授)著、『受験脳の作り方』池谷裕二(東京大学・大学院教授)著など勉強テクニックが学べる本を読んでからスタートさせると後々大きな成果として反映されると思います。


 

仕事と勉強を両立させるポイント

 

 

日向さんは社会人(サラリーマン)ですが、1日何時間くらい働いていますか?


 

 

通常であれば1日8時間くらいですが、忙しい時期ですと1日10時間~12時間くらい働く時もあります。
短時間勤務と思われていたかもしれないのですが、普通のフルタイム勤務のサラリーマンです。


 

 

その環境で合格された体験談は本当にレアだと思います。
予備試験の勉強は1日何時間してましたか?また、合格までのトータル勉強時間を教えてください。


 

 

平日は3時間~4時間、土日祝は12時間くらい勉強しました。1日平均ですと6時間くらいですね。
トータル勉強時間は2年間で4000時間くらいだと思います。
受験期間は会社に理解をもらって、年休など取れる休みは全部取るようにするなど、できる限り勉強時間を確保するように努めていました。


 

 

社会人で働きながらでそれだけの勉強時間を確保されているのは凄いと思います。予備試験に専念されている受験生より勉強時間が多いはずです。社会人で予備試験合格を目指す方に仕事と勉強を両立させるアドバイスをください。


 

 

会社の上司に予備試験について理解をもらうことが大切です。会社に応援してもらえる環境を作ることが重要です。
有給は労働者の権利ですので、遠慮せずにドンドン消化さればいいと思います。図太い神経を持つことが働きながら合格するコツです。
他には電車の中など、ちょっとしたスキマ時間でも過去問を解くなど勉強時間に充てることで1日の学習時間を確保することができます。
もちろん、シッカリと睡眠を取ることも大切です。


 

 

今日は取材協力ありがとうございました!司法試験合格の報告を期待して待っています。


 

 

こちらこそありがとうございました!もし合格したら、またインタビューしてください。いつでも協力します!!


 

インタビュー完結

 

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