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30代、高卒ニートが1年で予備試験に合格

学歴が無くても弁護士になれますか?高卒だとやっぱり無理なの?など予備試験受験において学歴に気にされる方は結構多いです。

 

単刀直入に言えば予備試験は受験資格が無いので、東京大学卒業者も高校卒業者も平等に試験を受けることができます。

 

さて、今回は30代、高卒ニートが1年で予備試験に合格した猪瀬剛さん(仮名)の体験記をインタビューしてきました。

 

高卒でも学歴関係なく、合格することは可能です。人生一発逆転を狙っている方は必見です。

 

 

猪瀬剛さんのプロフィール

 

※写真は全てイメージです。インタビュー内容は個人の感想であり、実際とは異なる可能性があります。

 

 

合格時の年齢/職業 32歳/無職(ニート)
勉強時間/期間 約3,000時間/約1年
経歴

県内トップ3の偏差値を誇る名門高校へ進学。
国立大学受験に落ちて浪人生活へ。
予備校に通い猛勉強するも第一志望から滑り止めまで全て不合格。
就職活動するも条件に合う働き先が見つからず以降10年以上に渡りニート生活を送ることに。
ニート生活の間、資格の勉強にハマり宅建士、行政書士、簿記など様々な資格試験に合格。
32歳に初めての予備試験挑戦で合格。

 

 

はじめまして。管理人です。予備試験合格者の学歴割合を見ると「大学在学中」、「大学卒業」、「法科大学院在学中」、「法科大学院修了」のいずれかに当てはまるケースがほとんどです。高卒で合格される方は毎年数名程度と言われています。それを考えると貴重な合格体験記だと思いますので、いろいろ質問させてもらいたいと思います。
早速ですが、まずは簡単に予備試験を目指すまでの経緯を教えてください。


 

 

中学生の頃から勉強は常に学年トップで、高校進学後も上位をキープしていました。
しかし、大学受験の時に誰もが知る名門国立大学に不合格になってしまい・・・プライドの塊みたいな人間だったので、かなりショックを受けました。しばらく、メールの返信はできなかったですね。
翌年は失敗したことをバネに毎日10時間くらい予備校や自宅で勉強を積み重ねました。模試では合格圏内だったのですが、試験当日に体調を崩してしまい本来の力を発揮できずに不合格。試験が終わった時点で不合格になることは確信してました。結局、第一志望の大学だけではなく、他の滑り止めも不合格になってしまいました・・・。


 

 

そこから人生は大きく狂ってしまったんです。就職活動にも失敗してしまい、10年以上ニート(無職)として生活していました。
その間に宅建士、行政書士などの資格を取得したのですが、司法試験に合格くらいしないと同級生たちと対等に話すことができないと思い、受験資格を得るために予備試験を受験しました。
予備校試験を受けたのは正直な話しをすると過去のトラウマから脱却するためなのです。プライドが高い私ならではの理由です。


 

 

なるほど!元々勉強は得意だったんですね。
宅建士、行政書士を受験されていますので、多少の法律知識はあったということですね。


 

予備試験の勉強法について

 

 

予備試験の学習方法は予備校ですか?それとも独学ですか?


 

 

独学では流石に無理だと思ったので、資料請求や無料説明会に参加して予備校を選びました。
その際にお金は無かったので、親に資金援助してもらいました。弁護士になったら必ず恩返ししないとな~(汗)


 

 

予備校はどこに通われましたか?


 

 

当初はLEC東京リーガルマインドに入会しよう思っていたのですが、資格スクエアにイベントに参加した時に吉野先生の説明が分かりやすく、ココから合格できると思い決めました。あとはLECの場合ですと100万円以上のコースが一般的なのですが、資格スクエアであれば驚くほど安く受講することができます。その点を考慮して資格スクエアに決めました。


 

 

資格スクエアの良かった点、悪かった点を教えてください。


 

 

講義が非常に分かりやすく内容だったということが最大のメリットだと思います。
教材関連の魅力的で資格スクエアの教材だけで合格することができました。倍速機能などオンライン学習システムが充実していたので、効率的に学習することができました。
悪かった点は安すぎるのと知名度が低いの少し心配になってしまったことです。学習するうちにその心配はすぐに払拭されましたが。


 

1年で予備試験に合格できた理由

 

 

約1年という短期間で合格することができた理由を教えてください。


 

 

高卒の人が予備試験で歯が立たない理由の1つに受験勉強に慣れていないことが挙げられます。
私の場合ですと大学受験、資格試験などを通じて効率的に勉強するテクニックが身についていましたし、資格スクエアという優秀な講師のもとで学習を進めていました。1時間あたりの効率性は抜群に優れていたと自負しています。
その点は1年で合格することができた要因になっているはずです。
また、無職だったので他のことを一切考えないで1日中勉強に集中することができたのは大きかったと思います。1日に12時間~14時間くらい勉強していましたが、学生や社会人には困難ですからね。働きながらだったら絶対に1年で合格することは無理でした。


 

今後の目標は司法試験合格

 

 

司法試験にはもうチャレンジされましたか?


 

 

まだ受験していません。司法試験は3人に1人合格することができ、合格者の7割程度は予備試験合格組です。
なので、司法試験も一発合格できる自信はあるのですが、油断ではできません。予備試験受験時代に比べると勉強時間は減りましたが、1日6時間~8時間は毎日コツコツ勉強しています。今は司法試験に合格して早く一人前の弁護士になることだけを考えています。


 

 

分かりました!ぜひ司法試験の合格期待しています!!
最後にこれから予備試験へ挑戦する受験生へアドバイスをお願いします。


 

 

予備試験は学歴に関係なく、誰でもチャレンジすることができます。
東京大学法学部の学生も、高卒ニートも平等に合格のチャンスがあります。
2年~3年かけて合格を目指すのではなく、ぜひ一発合格を目指してみてください。


 

 

今日はお忙しい中ありがとうございました!


 

インタビュー完結

 

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高卒で弁護士になるためのベストなルート

 

弁護士になるためには司法試験に合格する必要があります。

 

この司法試験には受験資格があり、資格を得るためには下記の2つの内いずれかの条件を満たす必要があります。

 

【◎】予備試験ルート

 

予備試験合格→司法試験合格

 

予備試験ルートは高卒から弁護士を目指す最短ルートです。

 

高卒から弁護士を目指す方に最もおすすめのルートです。

 

但し、難易度は非常に高いことで知られていて、司法試験合格者の70%以上が例年予備試験ルートの受験生です。

 

受験資格が無く、学歴関係なく受験することができるのが特徴になります。つまり、高校生でも70歳の高齢者でも試験を受けることは可能なのです。

 

法科大学院ルート

 

大学受験→大学卒業(4年)→法科大学院受験→法科大学院修了(標準3年)→司法試験合格

 

法科大学院入試は受験資格として大学卒業資格が必要になるケースが一般的です。

 

高卒でも大卒同等の能力があると認められた場合に受験することができる場合もありますが、基本的には難しいと考えた方がいいでしょう。

 

「大卒同等の能力」と認められる事例としては予備試験短答式合格、司法書士合格などです。

 

高卒から法科大学院に入学できた場合でも修了までに最短2年~標準3年程度の期間が必要になり、予備試験ルートに比べると時間が掛かることが一般的です。実際に法科大学院在学生で予備試験を受験される生徒は非常に多いです。

 

高卒から目指す場合ですと大学受験→大学卒業(4年)→法科大学院受験→法科大学院修了(標準3年)→司法試験合格と長い道のりになりますので、法科大学院ルートはおすすめできません。